『キズナと螢の物語』
3〜6人 / 15〜30分 の協力ゲーム。
一目惚れに近いのですが、この、少年少女が入り乱れて異能力でバトルするようなやつ、大好きー!
その勢いでクラウドファンディングで支援。 camp-fire.jp
先日無事、手元に届きました!
こういう、少年漫画感というか、ライトノベル感というか、ジュブナイル感、大好物です。
ゲームの概要
ゲームの最初に今回遊ぶシナリオを選びます。
シナリオ毎に、開始時の状況(敵に囲まれたので脱出しないといけない! 一般人を避難させろ! など) と、勝利条件と敗北条件が設定されています。
また、指定のターン以内に勝利条件を満たせない場合も敗北です。
どの敵がどのタイミングで出現するかもシナリオによって決まります。
マップの端っこは「一般市街地」ですが、敵がそこまで移動してしまうと、残りターンが減ってしまいます。
敵にもランクがあり、より強い敵はそのまま倒すのは難しく、プレイヤーキャラクターの攻撃力を上げたり「覚醒」したりする必要が出てきます。
つまり、敵の出現に気を配って、キャラクターを成長させつつ敵を倒しつつ、勝利条件を目指す、というのがこのゲームでやることになります。
キズナを繋げる
タイトルにも入っている「キズナ」です。
プレイヤーは、キャラクター毎に指定されたキズナパワーの数だけ、キズナチップを受け取ります。
キズナチップは、自分の手番で、自分のキャラクターから伸ばすようにマップ上に配置できます。
他のキャラクターのキズナチップの上に自分のキズナチップを置くと、リンク状態になります。
攻撃力が上がる条件は、例えば「リンクの数+1」だったり「キズナの数+リンクの数+1」だったりとキャラクター毎に違いますが、基本的にはキズナチップを置いてリンクをたくさん作ることでパワーアップしていきます。
なので、HP の高い敵を倒したい場合には、キズナチップを置いて他のキャラクターとリンクすることが必要になってきます。
マップ上のキズナチップのある場所に敵が移動してきてしまうと、キズナもリンクも失われてそこで途切れてしまいます。
当然攻撃力も下がります。
なので、次に移動しそうな敵がいたら、気をつけないといけません。
リンクの数で強くなるの、仲間のサポートがあって戦ってる感じがあって良いですよね。
敵に分断されて弱体化するのも、そういうシーンのようでウキウキしますね。
覚醒
キャラクター毎に決められた条件を満たすと、覚醒状態になります。
条件は「キズナの数」や「リンクの数」なので、ここでもキズナチップの配置が重要になってきます。
覚醒すると、キズナパワーや攻撃力・アクションポイントが上がる上に、キャラクター毎に設定されたスキルが使えるようになります。
例えばこちらの引きこもり日本刀少年の正義くん。
(主人公ポジションらしいです)
覚醒条件が簡単で、キズナチップを4枚置けば覚醒できます。
覚醒すると、こう。
日本刀って良いですよね!
覚醒するだけで全員の攻撃力を上げるなどのパッシブ効果を持っているキャラクターもいます。
敵を倒すのか、覚醒を狙ってキズナチップを置くのか、とはいえ敵を放っておくとせっかく繋げたキズナを壊されてしまう。
そのあたりを相談しながら、毎ターンの行動を決めていくことになります。
感想
初めてなのでルールを確認しながら、3人でプレイしました。
次に何をやらないといけないか(「この敵を倒さないと次やばい」「もうすぐ強い敵がくるから備えないと」みたいな)はわかりやすく、自分の手番でできることもはっきりしていて、ジレンマのような悩み方はほとんどありません。
最初のシナリオだから難易度が低めというのもあったかと思いますが、それでも割と余力がある感じでした。
(マップに裏表があることを読み飛ばしていて、高難易度のマップを使っていたことに後で気付きました)
攻撃力の高いキャラであれば、ランクの低い敵はざくざく倒していけます。雑魚をなぎ倒すかのようです。
キズナを繋げる行為が物理的にほかプレイヤーとの繋がりを生んで敵に割り込まれてそれが分断される、それを倒してもう一度合流する、ということが自然と発生するのも、ある種お約束的というかそういうストーリーの再現度が高いなあ、と。
なので、こういった世界観が好きなら楽しめると思います。好きなキャラクターがいるとか。
Twitter で東京魔人学園って見かけて、それ!って思いました。
あの雰囲気が楽しめます。
個人的には眼鏡数学男子が気になってます。
覚醒したら敵の移動阻害っていうのも面白いなと。
覚醒前はどちらかというと大人しそうな表情なのに、覚醒した途端にどうした、というのも、お約束ですね(好き)。
次遊ぶ時には使ってみたい。
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公式サイト: キズナと螢の物語